数字を入れるだけで、あなたの事業プランの「手残り」が自動で計算されます。
入力内容はこの端末に自動保存されます。
起業して廃業する人の多くは、腕が悪いのではなく「毎月いくら入って、いくら出ていくか」を計算せずに始めた人です。このシートでやることは、たった1つの引き算です。
入力の前に、できればこの3つを手元に用意してください(なければ記憶ベースでもOK):
毎月かかっている生活のお金を入力してください。空欄は0円として扱われます。正確さより「もれがないこと」が大事です。迷ったら多めに書いてください(少なく見積もるほど、あとで計画が狂います)。
| 家賃 | 実家暮らしで払っていなければ0円。家に入れているお金があればその額を書く。持ち家ならローン返済額。 |
|---|---|
| 水道光熱費 | 電気+ガス+水道の合計。季節で変わるので、直近3ヶ月の平均か、高めの月の額でOK。 |
| 通信費 | スマホ代+自宅のネット回線代。 |
| 社会保険 | ⚠️ここが一番間違えやすい。今会社員の人→給与明細の「健康保険+厚生年金+雇用保険」の合計(給料から天引きされている額)。独立後→国民年金 約17,000円+国民健康保険(前年の所得で決まる。月1.5〜3万円が目安)。専業で独立するなら合計3〜4.5万円で見ておくと安全。 |
| 保険料(民間) | 自分で入っている生命保険・医療保険・がん保険など。入っていなければ0円。 |
| サブスク | Netflix・Amazonプライム・音楽・アプリ課金・ジムなど。クレカ明細を見ると「忘れてた契約」がよく出てきます。 |
| 教育費 | 子どもの学費・習い事。自分のスクール受講料など「毎月払っているもの」もここ。 |
| 自動車維持費 | ローン+自動車保険+駐車場代。ガソリン代は変動費の交通費でもOK(どちらか片方に入れれば良い。二重に入れない)。 |
| 食費 | 自炊+外食+コンビニ全部込み。1人暮らしなら3〜5万円が平均的。 |
| 交際費 | 飲み会・プレゼント・冠婚葬祭の積立。月によるので年間をイメージして12で割る。 |
「収入源をどう確保しながら事業を育てるか」の選択です。下にいくほど独立の度合いが上がります(①→②→③と階段を上がっていくイメージ)。STEP1で出た生活費を、最初のうちどうやって払うかを考えて選んでください。
そのパターンを選んだ理由
できるだけお金をかけない「スモール起業」にすることがポイントです。お金がかからない順=失敗してもやり直せる順だと考えてください。
そのパターンを選んだ理由
| 初期費用の目安 | 毎月の費用の目安 | |
|---|---|---|
| 訪問施術 | 0〜3万円(持ち運びベッド等) | 交通費・ガソリン代のみ |
| レンタルサロン | 0〜1万円 | 1時間1,000〜3,000円 × 使った時間分。月極なら3〜8万円 |
| 自宅サロン | 0〜10万円(間仕切り・備品) | 光熱費が少し増える程度 |
| テナント | 50〜150万円(敷金・礼金・内装) | 家賃5〜15万円+光熱費(客ゼロでも毎月出ていく) |
最初に一度だけ払うお金(初期費用)です。毎月払い続けるお金は次のSTEP5に書くので、ここには入れません。
| 施術ベッド | 折りたたみ式1〜3万円で十分。訪問なら軽量タイプ。最初から高級品は不要。 |
|---|---|
| 備品 | タオル・シーツ・オイル・消毒液・ワゴンなど。まとめて1〜2万円。 |
| 仕事着 | 2〜3着で1万円程度。 |
| 名刺・チラシ | ネット印刷なら名刺100枚1,000円前後。チラシは効果を見てから増刷。 |
| 予約・決済 | 予約管理はLINE公式アカウント(無料)で十分。カード決済が必要ならSquare等(初期費用0円・手数料のみ)。 |
| テナント初期費用 | テナントを選んだ人のみ。敷金・礼金・保証金・内装費。不動産サイトで実際の物件を1つ調べて書く。 |
事業を続けるために毎月かかるお金です。固定費=客がゼロでも出ていくお金、変動費=施術した分だけ増えるお金、と考えると分けやすいです。
営業する曜日をタップでON/OFFし、その日に見られる人数を入れてください。
目安:1日に見られる人数 = 営業時間 ÷(施術時間+準備・片付け・移動)。例:8時間営業で1人90分(施術60分+前後30分)なら約5人。
| 曜日 | 営業 | 1日に見られる人数 |
|---|
1ヶ月=4週として計算します。予約が全部埋まることは絶対にないので、「稼働率」を掛けて現実的な数字に補正します。
| 開業直後(〜3ヶ月) | 20〜40% ※知人・モニター中心の時期 |
|---|---|
| 1年目 | 40〜60% ※リピーターが付き始める時期 |
| 軌道に乗った後 | 60〜80% ※80%超えは繁盛店レベル |
| 損益分岐点 | 生活費+事業経費を払うために、月に最低何件の施術が必要か。この件数を「週あたり」に割ってみて、現実的に集客できそうか考えてください。 |
|---|---|
| 開業費用の回収期間 | 初期投資が手残り何ヶ月分で回収できるか。6ヶ月以内なら優秀、1年超なら開業費用が重すぎる可能性があります。 |
| 損益分岐の稼働率 | 枠の何%が埋まればトントンになるか。これが60%を超えている場合、「繁盛してやっとトントン」という危険なプランです。40%以下を目指してください。 |
| 生活防衛資金 | 売上が想定を下回っても6ヶ月耐えられる貯金の目安。専業型なら12〜24ヶ月分が必要です。 |
廃業する人の共通点は、腕が悪いことではなく「やめ時・変え時の基準を決めずに始めて、ズルズル貯金を溶かすこと」です。開業する前に、見直しの基準を数字で宣言しておきます。これはネガティブな作業ではなく、「ここまでは安心して突っ走っていい」という許可を自分に出す作業です。
ラインを下回っていたら、何をどう見直すか(先に決めておく)
書くことに迷ったら:計算する前のイメージと比べてどうだったか/どの数字が一番意外だったか/不安が減ったか増えたか、を書いてください。
書くことに迷ったら:いつまでに・どのスタイルで・単価いくらで始めるか/そのために来月やることを1つ、を書いてください。
ここまでの入力から自動で作られる「1枚のまとめ」です。入力を変えると自動で更新されます。完成したら下のボタンで講師に提出してください(何度でも再提出できます)。
開業したら月に1回、実際の施術件数を入れてください。計画とのズレを自動でチェックし、危険な状態が続いたら警報を出します。このページは開業前の1回きりではなく、開業後もずっと使う「計器盤」です。記録したら「講師に提出する」を押すと、講師も状況を見守れます。